ふるいもの#01 乙女心
私の好きなもの、ふんわり繊細で優しくお茶目なもの。
いわゆる乙女ちっくなものに、ぎゅっと心を掴まれる。
昔から趣向はかわっておらず、この先もたぶんずっと好き。
先月ひとめぼれしたのは、乙女度が高めの子たち。
それは小さい画面のなかで、はたまた赤坂の蚤の市で出会った。
「この子は私が買わないといけない」
そんな使命感?を抱いた特別な子たちだ。
お皿とゴブレットの姉妹。
お皿は、フランスの童謡「Savez-vous planter les choux」をモチーフにした絵柄らしい。
キャベツの植え方の童謡(かわいい)で、
「あなたはキャベツの植え方を知っていますか」とお皿に書いてあるよう。
一方ゴブレットは、フランスの童謡「ll pleut,il pleut bergere」をモチーフにしたもの。
「雨だよ、雨だよ羊飼いのお嬢さん」という歌で、傘をさしたキュートなお嬢さんが主人公。
お皿は深さがあるから、ヨーグルトを入れるのにぴったり。
コップは白湯を飲むのにぴったり。
いまでは毎朝使う、かわいらしい姉妹です。
猫のおきもの。
もうかわいいしか出てこない。ほんと頭をかかえるかわいさ。
カゴに入ったカーディガンの上に眠る猫なんて・・・・・・。
ずるいずるすぎる。
しかもただのおきものじゃなくて、ポプリも入れられるの。
カゴの部分に穴がいくつかあいていて、底にポプリを入れる蓋がついている。
かわいいだけで十分なのに!優勝!
アンティークのお皿。
赤坂の蚤の市で、かわいい子いないかな〜と探し回っていた中、
パッと目に入った子。まさしく一目惚れ。
それでしっかり抱きしめた。「誰にも渡さない!」という感じで。
ちなみにイギリス生まれ。
イギリスの子たちは、華やかな子が多いです。
色彩が豊かで、みんな生き生きしている。
色合いも絵柄もなにもかも私好み。はぁかわいい。
お皿の下のテーブルクロスも、赤坂の蚤の市で。
蚤の市は布のあるお店に人だかりができる。
布には人を惹きつける魔力があるっぽい。
だから、強い気持ちでお目当ての子を探さないといけない。
いいなと思った子は、とりあえず手に持っておかないとすぐいなくなっちゃうから大変。
一瞬一瞬が勝負なのです。
この子はハンガリー生まれ。
うすーい水色と、上品な模様がお気に入り。
広げたとき、「えっかわいい」って口に出ちゃったくらい。
一箇所穴があいてるんだけどね。それも愛嬌。
布はいくつあってもほしくなっちゃう。
こんなかんじで、これから出会った子たちの愛を叫んでいこうと思います♡